君の名は。とか秒速5センチメートルとか。
言わずと知れた名作とはまさにこの事を言うんだとばかりのラインナップでお送りする新海誠監督の作品群。大きな特徴としては作画の綺麗さなどがあげられるだろうか。
ただ最近新海誠監督の作品を毎日見る機会があり、思った事がある。
新海誠監督の映画胃もたれしそうなくらい重いわ。
分かる人は少ないと思うが、もし機会があれば毎日新海誠監督の作品を見てみてほしい。とにかく似たような構図で似たような声で語られる物語は重く感じてしまう。
自分は正直まだまだにわかだが、そう思ってしまった。
別に新海誠監督の作品が嫌いなわけでなく、とてもいい作品なのは承知しているが毎日見るという異例の事態にだけ向けた記事である。
声が重い。
まず物語が始まった瞬間にあの芯の入っていないような主人公の声で語られるのが辛い。あーまたか感が半端じゃなく出てきてしまう。
女の子ももちろん芯はあんまり入ってなく、終始ふわっとした声で終わる物語がきつい。
物語の初めから主人公がどんな性格かわかってしまい、あぁ、こいつ絶対うじうじ迷ったりするんだろうなと思ってしまう。(そこが新海誠監督のいい所でもあるが。)
ストーリーが大まかにわかる。
大まかに男と女のラブストーリーでしかない。
これは全然悪い事じゃないし、新海誠監督作品の特徴でもあるのだが、毎日見るとなると先がある程度見えてきてしまって辛い。
最終的に男女は付き合ったりしないし、単純なハッピーエンドにはならない。それをわかって見ていると何だかしんどくなってくるのが分かるだろうか。
これは論外な話ではあるけど。
まったく作品に関係ないけど、新海誠監督の不倫事件を聞いてしまい、それを元に作品を見てみるとめちゃくちゃ笑えて来てしまう。
作り手の生い立ちとかが案外映画には影響してくるから、新海誠監督が不倫したのはちょっとまずかったかななんて思ってしまった。
まぁこれは本当の話かは写真が無いから分からないんだが。
実際は大好きやねん。
実際の所僕は新海誠監督の映画が好きです。言の葉の庭とか雨の日が好きになるくらい好きです。(台風は除く。)
最終的に単純なハッピーエンドにはなりませんが、しっかりと表情や風景でその後を示唆しているところとかしっかり映画やってんなーとも思います。
でも重かった。毎日毎日新海誠監督の作品を見るのはやっぱりつらかったのだ。
皆さんも新海誠の過剰摂取にはご注意を。