幻のワインを飲んだら日本酒みたいな味だった話。
幻とワインが混ざり合う時、日本酒が生まれる。
この前の話なんですけど、とある駅に行ったときに小規模なワインの試飲会が開かれていたんです。
それで気になった僕は図々しく貰いに行ったんですが、試飲会のスタッフの方が言うには「幻のワイン」らしんです。その言葉を聞いた瞬間に思いましたよ。
うさんくさっwwwwwwwwww
と思いつつも、僕も男の子ですから「幻」という言葉自体にはテンションが上がってたんです。
そんな友達の秘密基地に招待されたようなテンションでそのワインを頂いたんですけども、なんていうんですかね。匂いとかはワインなんですけど、
味は完全にスパークリング日本酒の「澪」なんですよ。
美味しいんですよ。美味しいんですけど、ワインじゃなくても良くねとか思ってたら今度は「完熟バージョンです」と言ってスタッフの方がもう1杯継いでくれたんです。
やっぱり「完熟」と言われるとテンション上がるじゃないですか。飲むんですよ。飲むんですけど、
酸っぱい「澪」なんですよね。
そんなこんなで笑いそうになりながら「ありがとうございました」とだけ言って帰ったんですけども、飲みやすいけど幻と言われるほど美味しいかって言われたら微妙だなぁと思ったって言う話です。まぁそんだけです。
例えば僕が「澪」の存在を知らなくて、お酒を飲み始めたばかりなら「幻級」に美味しく感じたかもしれないですけども、「澪」を知っている時点でもうそれは「澪」にしかならないんですよね。良くて「幻の澪」です。
かといって幻の澪って言われても意味わからないですけどね。だって幻のアサヒスーパードライとか言ってビール瓶出されたら意味わかんないじゃないですか。
だから最終的な答えとして、あれは「幻」では無かったんでしょうね。
皆さんの思う美味しいお酒ってどんなですか?
僕はお酒の味とかよくわからないので、「飲んだ時に鼻から抜けるアルコール感が良い奴」だと思ってます。
ですが他人に勧められる美味しいお酒って大体「飲みやすいお酒」じゃないでしょうか?
そういう観点から見ると、先ほどのワインは滅茶苦茶飲みやすかったので、「幻のワイン」だったのかもしれません。いや、無いか。
ではまたんごまたんご。