ドラゴンボール超は”ドラゴンボールとしては”クソだった。
視聴者もおったまげ。
遂にドラゴンボール超が終わりましたね。全体の意見としては肯定的な意見が多く、僕もひねくれ無しで言ったら最終回は面白いと思いました。
ただその中に少数派でクソアニメだったという方もいます。
ドラゴンボール超は未来においても二度と現れぬであろう最凶のクソアニメだった。
— tokoropen (@anneikxa) 2018年3月29日
なお次の映画でさらにクソになる可能性は多分にあると思います。
ドラゴンボール超、略してDB超はクソ。
— yuki_tohu (@yuki_tohu) 2018年3月25日
クソの中のクソ。クソの世界チャンピオン。
これだけははっきりと真実を伝えたかった
これに関して1つ言いたい。
確かにドラゴンボールの続編としてはクソだったと……。
止まらないキャラ崩壊
ドラゴンボールと言えば極端なキャラ設定が味なわけですが、今回のドラゴンボール超では全体的にマイルドになってます。
プライドが高いサイヤ人2人→普通に共闘
悪の帝王フリーザ→悟空と共闘
はっきり言ってありえない。というより、ベジータと悟空に関しては魔人ブウ編で最後の最後は1人づつ戦うという様なプライドを見せてましたし。
フリーザはあんなツンデレの様な事は言わずに死んでも独りで闘いつづけると思います。
その不器用さが、不完全さがドラゴンボールのキャラの魅力だったわけですが。それをマイルドにしたり、変な部分だけ残した結果。
悟空は戦闘マシーンに成り下がり。
ベジータはただの優しい人に成り下がり。
悟飯は単純な雑魚になり。
キャラの人間性を根こそぎ取り去って、特徴をマイルドに残したような感じになってます。
強さが曖昧過ぎ。
バトル漫画で絶対に守らなければいけないルールとして強い奴は弱い奴に負けないという物があります。例え負けたとしてもその後に体調が悪かったとか、相手の頭が良かったとかそういう理由付けがあります。
しかし、ドラゴンボール超では単純に強い奴が弱い奴に負けそうになったり、良い戦いをしたりしていますが。
こうなると視聴者はルールの分からないバスケを見ている様な状態になるんですよ。
なのでドラゴンボール超では常に
「今のトラベリングじゃないの?」→「ぶぶー別に平気ですww」
「お!3ポイントシュート!」→「今の実は1点でしたぁwww」
みたいな状況が続きます。
しかもそれらを最近のアニメでありがちな「意外な展開だったでしょ?」どやぁ!という風に見せてくるので視聴者からしたら白け100倍です。
魅力的じゃない敵キャラ。
上でも言いましたが、ドラゴンボールの敵キャラが人気なのはその圧倒的な悪に定評があるからです。そのため、ドラゴンボール超でもザマスやゴクウブラックは人気があります。
しかし、宇宙サバイバル編でのジレンは悪どころか自分の思想にすら一貫性がありません。
信頼なんていらんわ
↓
やっぱいるかも
↓
あ~信頼必要だわ~
と変わっていく心情を見ると、ドラゴンボールファンとしては「こいつ軽いなwww」と思ってしまうのが本音です。
あまりにも薄いメッセージ性。
ドラゴンボール超は最終的に「信頼が大事」みたいな結論で終わりましたが。これがうっすい。薄すぎるんですよ。
最後の力を振り絞った元気玉でも殺せなかったフリーザへの恐怖。
最初期から出てるクリリンが殺される。しかもドラゴンボールという世界観独特の生き返る事が出来ないという絶望感。
怒りと悲しみがごちゃ混ぜになり、あれだけ温厚な悟空が怒りの戦士に覚醒する。
ドラゴンボールファンはこれだけ最高の昂ぶりを味わってるわけです。
それを急に出て来た強いだけのハゲが
「俺昔仲間殺されたから自分の強さしか信じないんだよね~」とか
「17号が自爆した!仲間ってすごい!」とか
「仲間の呼びかけで立ち上がれる!」とか言われても
「へぇ~」
としか思えない。17号は何故か生きてるし。薄すぎ。何の感情も湧きませんよ。余りにも軽くて薄い。
ドラゴンボール超の全体的な感想。
上に挙げたの以外にもクソパロディ連発とか色々ありましたけど、総じて
「薄くて軽くて丸い」ドラゴンボールでした。
なので面白いとは言いましたが最近のアニメとしては平均点位かなという程度です。星で言うなら★★★☆☆くらいですね。これを超えるって事は無いです。
後言うとしたら、「最近のアニメっぽい」ですかね。
変な所で伏線回収したり、実はこうだったんだ!!!どやぁ!!みたいなのが多かったり、最後の共闘の絵とか、今まで見てたのは戦姫絶唱シンフォギアだったんですよ。とか言われても気づかないレベルですし。
ドラゴンボールの良さは無くなっちゃったのかな~と何となく思います。
でもまぁ、おすすめです。
ではまたんごまたんご。