Fラン大学に浸食する投資詐欺の影を見た話。
引っかかる人いるんやなぁ。
こんにちわ。Fラン大学生の一号です。ここ大事。
今回紹介する詐欺って言うのは「チェーンメール」とかそういう可愛いおふざけではなく、本物の詐欺です。50万円以上のお金が動くような詐欺です。怖いですよね。
まぁ最近流行の仮想通貨何かにも関係するかもしれない話なので、もし大学生で投資に興味がある方は見て頂けると嬉しいです。
結論とかはまとめの方に書くので経緯とかどうでもええねんって方はそちらを参考にしてください。
事の始まりは…。
あるゼミの日、学校の目の前に住んでいるA君が一緒に駅まで行こうと言ってきたんです。A君はいつもジャージを着ている様な子で私服なんて殆ど見たことなかったんですけど、その日は何故かお洒落をしていました。
これはデートか何かかなと疑った僕はその恰好どうしたの?と聞きました。するとA君は「○○駅で開かれるセミナーに行く」と答えました。
正直胡散臭いです。セミナーという言葉自体が既に胡散臭いです。しかし偏見は良くありませんから、僕はどういったセミナーなのか聞いてみたんです。
するとA君は「投資のセミナーだよ」と勝ち誇った顔で言ってきました。
クサスギィ!!!!!
胡散臭すぎます。胡散臭さ界の王とでもいうべき臭さでしょう。
セミナー+投資という究極合体によって生み出された「投資のセミナー」という言葉。ドラゴンボールで言うならば悟空+ベジータ=「ベジット」位の強さです。
なんという!!ああ!なんという臭さなのか!!
一言で言うとヤバそうとは感じましたが、A君とは大して仲良くも無かったので「ふーん凄いね」とだけ言っておきました。
その後もA君は「これからは投資の時代」「賢く生きる」「今買わないのは馬鹿」という最強の三連撃を宙に向かって繰り出していましたが、僕はシカトして家路につきました。
それから3か月程経った頃でしょうか。僕はB君と言う大学内で唯一と言ってもいいような親友と遊ぶ約束をしたんですよ。楽しみですよね。
まぁなんやかんやで楽しい遊戯の時間を終え、居酒屋で夜ご飯を食べていた時にふとB君がこんな事を言い始めました。「いやーA君は面白い奴だよ」と。
それを聞いた僕は(あーあいつは色んな意味でヤバいからな)位に受け取っていたんですが、話が進んで行くうちにどうやらB君もA君と一緒のセミナーに行っている事が分かりました。
それからのB君は人が変わったように「長期のFXなら勝てる」「今はトルコが買い」「やっぱ金は大事」というような究極の三連撃を繰り出し始めたのです。レバレッジの概念も分かっていないようなB君が。
こいつもヤバいなとは思いましたがたった一人の親友ですから。流石の僕も「それ本当に大丈夫なの?」と声をかけざるを得ませんでした。
しかしB君が余りにも「大丈夫、有名大学の人が考えた方法だから」とか「いやでもちゃんとしてるから」と話し始めたので、ここは親友を信じようと思いB君の謎の投資話を聞いていました。
楽しい(楽しかった)夜ご飯も終わり、駅に向かっている途中B君が急にこんな事を言い始めたのです。「教材も買ったんだよね」と。
ん?と思いましたが、もうその話は十分聞いたよと思い「ふーん」とてきとうに返したらB君は続けてこう言いました。
「60万の」
アウトおおおおおおおおおお!!!!!!
これはおかしい。どう考えてもおかしいです。しかもB君が言うには昔からいる人はブランド物とかつけてて凄いとか同じ大学の人も何人もいるらしいのです。
2アウトおおおおおおおおお!!!!!!
流石に聞かざるを得ません。「え?何でそれ買ったの?」
「A君に勧められた」
3アウトおおおおおおおおお!!!!!!
もうドン引きしてしまった僕はその場は別れて、後ほどラインで「それ詐欺だよ」と言っておきました。
おしまい。
まとめ。
はい、という事でですね。Fラン大学に浸食していたマルチ詐欺のお話でした。
実際こういうのは良くあるようで、
こういうまとめ記事にもなってます。
有名大学の名を出したり、就職するよりも楽で稼げる等と言ってFラン大学生の劣等感や不真面目さを利用して騙すみたいですね。
後はクーリングオフ出来ると言ったり、見せ金(服装)で釣ったり、ありとあらゆる手段を使ってきますのでご注意を。
多分最近ならこれの仮想通貨版も出てきているはずです。
僕としては友達が友達を騙すって言う構図が一番驚きました。人間って怖いですよ。
どんなに親しい人でも話に10万円以上のお金が出てきたら疑うようにした方が良いかもしれません。僕は1万円以上が出てきたら一歩引いて見るようにしています。
皆さんも本当に気を付けてください。学生の方は学生ローンを提案されたらまずは疑う癖をつけた方が良いですよ。
ではまたんごまたんご。