子供に失敗させない親の一番の罪はそれが悪いと認識していない所。
放任主義とかいう有能。
理想の親と聞かれたら何と答えるだろうか?
自分の親と答える人が大半かもしれない。
しかし、僕はこう答えるだろう。
子供の事をどんな時でも見守る親と
あんまり友達同士で自分の親の話ってしなくないですか?お前の親ってどんな感じなの?とか聞かないですよね。
僕も友達とそういった話はしませんでしたが、少なからず皆親に不満を抱いていたようなので自分と同じなんだなと思っていました。
しかし、中学生高校生大学生と年を重ねていくうちに気づいたんです。
僕の家の親はおかしい。と。
インパクトだけが全てじゃない。
親がおかしいって聞くと、虐待とかスパルタ教育とかそういうインパクトのある話を思い浮かべるかもしれませんが、本当のおかしい親って大半はそんなんじゃないです。
本当におかしい親っていうのは、絶対に友達になりたくないタイプの人間なんです。
例えばですが、僕の親の特徴として。
- すぐに金の話をする。
- 陰口を人前で言う。
- 約束を守らない。
- 逆ギレする。
- 人を気遣わない。
こんな感じです。こんなやつ絶対に友達になりたくないじゃないですか?親しい中にも礼儀ありってこういう事なんですよ。例え家族だろうが人間なんですから嫌いにもなります。
失敗させない事で出来るどうしようもない奴。
幸い僕は親の反対を押し切り続け失敗ばかりしてきました。ただ、後悔はしていても何も得るものが無かったとは言いません。
天才でも秀才でもない僕は失敗こそが一番の教材だからです。
しかし、親が子供の失敗を恐れ続けいつまでもあれはダメこれはダメと言っているとどうなるでしょうか?
答えはダメになるです。
失敗から学ぶことは様々ですが、その中に必ず失敗のフォローの仕方も含まれているはずです。そして失敗とどう付き合っていくか等々。生きていく上で絶対に必要な物です。
これらが無い人間が社会に出ると、ある日ポッキリと心が折れるんです。
そのある日っていうのは失敗した日ですね。失敗したことが無いからフォローも出来ない。失敗を認めて謝る事も出来ない。失敗を乗り越える事も出来ない。
失敗した時点で試合終了ですよ。
ですが、これを親に言うとそんな事は無いと怒られてしまうんです。何故ならば彼らからしたらよかれと思ってやっている事だから。そして子供の言う事は聞こうともしません。
よく考えてみてください。長い人生の中、成功と失敗、どっちが多いでしょうか?
どちらに耐性を付けるべきかは自ずとわかってくるはずです。
育ててもらっておいてどうたらこうたら。
こういう記事をネットに書くと、育ててもらっておいてとか恩知らずとか言われるかもしれませんね。
でもそれはご飯を残した人にアフリカの子供が―と言ってるのと同じ様な事です。
恩を感じていないとも言ってないですし、育ててもらって感謝もしてます。しかし、産んだからには育てる義務もあるし、それを感謝しろ等と他人が言うのは余計なお世話が過ぎます。
何て事を言っておいてこう言うのも難ですが、
自分の親は平気だと思っても実際は毒親だったなんて事が結構あると思います。
そういった場合は親を信じずに、自分だけを信じて生きていく事をお勧めします。
親がおかしいと感じてしまった時点で、もう元の生活にはもどれないでしょう。
少なくとも、僕は戻れませんでした。
たまには自分を信じてみてください。
ではまたんごまたんご。