たまねぎ配信者のTwitch雑記

最近流行りのことなどについて書いていきます。

文章好きならWebライターにならない方がいいと思う2つの致命的な理由。

 

WEBライターってどんなものか知ってますか?

虚無の淵からこんにちわ。9時間睡眠でも寝不足の一号です。

 

皆さんWebライターって聞くとどんなイメージですか。僕はARuFaさんヨッピーさんを思い浮かべます。自分で企画を考えて、企業の商品広告などを作るといった感じでしょうか。すごく楽しそうですよね。

明日クビになっても大丈夫! (幻冬舎単行本)

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この本にも書いていましたが、やりたいことはやれるし自由で最高だと書いてあります。

 

ですが、Webライターにも種類があるのをご存知でしょうか。

  • オモコロの方々の様なフリーライター
  • コピペはせずに同じような意味の文章を作るコピーライター
  • 検索エンジン用に指定のキーワードを入れた記事を作るSEOライター 

大体有名な所で言うとこの3種類に分かれると思うんですが、僕がやっていたのはSEOライターですね。指定の記事を入れて指定の文字数で記事を量産すると言ったものです。今回はこのSEOライターについての記事です。

 

 僕は文章を書くのが案外好きです。ブログも毎日書くことが習慣になりましたが、全く苦にはならずとても楽しく書かせていただいてます。

 

ですが僕はこのSEOライターを始めて2か月ほどでやめました。これには根性が無いとか色々な理由がありますが、今回は最も致命的な1つをお教えいたします。

 

最も致命的で続けられなくなった理由。

最も辛かった理由はつまらないという事です。

仕事なんだからしょうがないとか言う人もいるとは思いますが、正直理由の大半はこれです。

 

SEOライターというのは指定のキーワード指定の回数入れた記事を指定の文字数指定の画像数指定の形式で納品しなければいけません。

 

これだけ見てもつまらない事が分かると思うんですけど、更にこれだけ指定されているってことは、依頼者には既に完成図が見えているんです。

 

依頼者に完成図が見えているとどうなるかわかりますか。

 

依頼者の考えと少しでも違う物が出来上がるとやり直しと言われます。何度でも。

 

つまり、個性を完全に潰されるんです。楽しくやろうとしても出来ないんです。

 

ただ、文章が上手い人とかはうまい事やって個性出したり楽しめるかもしれません。僕は出来ませんでした。

 

コピーライターにも当てはまるもう一つの理由。

それは給料が安いという事です。

素人が書く文章なんて安くて当たり前だ!とか何の実績も無いのに偉そうなこと言うな!とか考える方もいるとは思うんですけど。

 

1200文字の記事1つで平均いくらか知ってますか?

 

正解は216円です。

 

これを時給換算すると15分に1つの記事を納品したとしても東京の最低賃金に届きません。

 

まぁ、上で書いた様な考えもごもっともですし、僕もそう思って仕事を受けたんです。ただ、仕事を受けて驚いたことが2つあります。

 

1つ目は求めるクオリティの高さ。

僕の依頼者の中にやたらと自分の経験を入れろとか言う人がいました。それで全ボツ食らった事もありました。入れようと思えば入れることだってできますよ。でもね、1つ200円の記事で思い出1つ使いたくないじゃないですか。

 

世にも奇妙な物語でももっと高く買ってますよ。人生の経験やノウハウってどんなクソみたいな物でもそんな安くないと思うんですよね。

 

2つ目は仕事すればするほど赤字になる仕事が存在する事。

ある依頼でこんなのがありました。「映画4本のあらすじで800円」

ここは安くても我慢して実績を残そうと思い受けたんですが、よく考えてみてください。映画ってTSUTAYAでいくらで借りれますか。DVD4本でいくらになるんでしたっけ。

 

1000円なんですね。

 

要は他のサイトとかブログとか見てコピーライティングしろって話だと思うんですけど。映画って話が面白いだけの物じゃないですよね。だったら脚本家しかいらないですし。映像が合わさって映画なんですよね。これもまた自分の意見を書けみたいな事を言われまして、まぁ見なきゃ無理でしたね。

 

まとめとかその他もろもろ。

よく「文章書くのが好きならWebライターはどう?」とか言う人いるんですけど、そんな生半可な気持ちで勧めていい程楽な物じゃないです。意外と修羅な道です。文章書くのが好きなら好きなように文章書いている事をお勧めします。

 

今回はデメリットばかり挙げましたが、もちろん続けていれば報酬も上がりますし、自由も増えます。辛抱強い人にはお勧めしますが、SEOとかコピーの記事は自分の実績にならないものがほとんどなので、どれだけやっても何も残らない事があるってことは覚えておいてください。

 

最近「使い勝手のいいライターをお探しなら」みたいな広告を見てあのさぁと思いこの記事を書かせて頂きました。使い勝手のいいライターってのは上で挙げたデメリットを黙って飲んで定型の記事を量産してくれる様な人の事だと思うんです。

 

でも文章を書く本当の目的って多くの人に見てもらいたいからでも、ましてや検索エンジンの1位になりたいからでもないと思うんです。

 

ただ単に自分の考えを誰かに伝えたいって人が多いんじゃないでしょうか。とか考えながらこんな広告よく出せるなと思いました。

 

まぁ現代が生み出した良くも悪くも新しい職業ですよね。

 

もし文章が好きならまずはブログから初めてある程度の実績を作ってからフリーライターさんになる事をお勧めします。実績が無いとまず誰もお仕事をくれませんからね。

 

ではまたんごまたんご。