大和ハウスのサイコなCMがイライラするという今更な話題を出そう。
大和ハウス工業 (出版文化社新書 リーディング・カンパニーシリーズ)
- 作者: 長谷川誠二,池上博史
- 出版社/メーカー: 出版文化社
- 発売日: 2008/02/21
- メディア: 単行本
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久しぶりにテレビを見た。
虚無の淵からこんにちわ。お昼はブラックラーメンの一号です。
皆さんはドラマとかって見ますか?僕はちゃんと見た事ってこの1年くらいなかったかもしれないです。
最近CMとかで色々人種差別だとか話題になってますが、まずCMを見ないですし、人種差別の対象でもないんでどうでもいいやと思ってたんですよね。(イエローモンキーとか言われてるのは知ってるけど。)
別に僕位の世代の日本人は人種差別とか最も興味ない世代だと思っているので、あえて記事にしたりはしないです。
ただし大和ハウス、テメーはダメだ。
物事の発端は木曜日。
物事の発端は「刑事ゆがみ」を見た時に流れた大和ハウスのCMでした。それがこちら。
是非見てみてください。皆さんがどう思うかはわかりませんが、僕はこう思いました。
こいつら頭おかしいんじゃないの?
急に叫び出す高校生とかもうそれはサイコですよ。心の病気ですよ。
イライラする理由。
何といっても、この叫んでる事をまるで青春の様に語っている事。
お前ら青春とか好きなんでしょ??ほれほれ叫んでるよ!青春だよ!みたいな舐めた考えが見えてきます。
何か最近物事を単体でしか見れない人が多いみたいなんです。
- 「叫び≠青春」
- 「色々な苦悩→叫び=高校生の未熟さ=青春」
ですからね。多分作ってる人もこれ自体はわかっていると思うんですけど。1分のCMでやる事じゃないでしょ。映画でやってる事1分でやろうとしても無理でしょ。
人ってそこまで馬鹿じゃないんやで。
そもそも皆さんが感情を動かされる時ってどんな時でしょうか。
映画で主人公の仲間が犠牲になったりしたら感動しますよね。でもそういう時って絶対にその仲間がどんな奴かって丁寧に丁寧に、それこそ2時間くらいかけて描かれてませんか。
でも、このCMでやっているのは恐ろしい事にこうです。
仲間が出てくる→急に自分の事を語り出す→途中で敵に殺される→「お前といれて本当に楽しかったぜ」みたいな事を涙を流しながら言う→死ぬ。
ここまで1分です。いや、2時間映画の終盤とかじゃなくて、全部で1分です。しかも3人分で1分です。
言いたいこともわかるしセンスもいいのに。
このCMの最後に出る「逃げ出したかった場所こそが、僕の楽園だった。」なんですけど。すごい良い言葉だし、共感も出来ますよね。
もう少し良い伝え方は無かったのかと聞きたいんですが、多分こんなサイコなCMになった背景には見た時のインパクトとかのマーケティング要素があったんだと思います。
最近こういったマーケティングによって良い素材がゴミの様に料理されてしまうっていう事が多い気がするんでやめてほしいですね。
良い物は良いって言えるくらい視聴者も育ってきていますよって事を伝えたいと思いました。
ではまたんごまたんご。